こんにちは!アンナです。
連日、世界で新型コロナウイルスに関する報道が流れています。
不安な報道が多い中で、先日、ベルギーの90歳の女性が自ら若い人に命を譲ったという美しいメッセージがありました。
彼女は、十分な人生を過ごしたからと自ら酸素マスクを若い人に譲り、亡くなったということです。
このお話からもわかるように、危機的状況になると、人はどのような意識の中で過ごしているか?
どのような人生を歩いてきたか?など、本質が表面化します。
彼女は、強い愛を感じる人であり、メッセージを残してくれました。
そこで、今日は、新型コロナウイルスをきっかけに地球のメッセージをできる範囲で考えてみたいと思います。
※一般人のひとつの考えとしてお読みいただけると幸いです
地球上は危機に直面しているというメッセージ
新型コロナウイルスは、ほとんどの人が予想もできなかった出来事だと思います。
人類にとって危機的状況。
しかし、地球全体が危機的状況であるということを思い出してみてください。
コロナウイルス以前に、他の生物は危機的状況。
新型コロナウイルスがなぜ、拡大してしまったのかは専門家でない私にはわかりません。
しかし、
「もっと地球を大切にして」
「地球は人間のものだけではない」
というメッセージもあると思っています。
地球で起こっている危機的状況
実際に地球で起こっている危機的状況を振り返ってみます。
森林伐採で緑の命が奪われる
私事ですが、私が小さい頃、日本はバブル全盛期で、ゴルフが流行していました。
たまたま見たTVで流れていた映像で、ゴルフ場建設のために森林伐採が行われていました。
TVからうつる木々からは悲鳴が聞こえたということです。
その時、小さいながらに
「これはしてはいけないこと」
「人間の一部の人は怖い」
と認識したのを覚えています。
木々にも命が宿り、木々の近くには虫や土、微生物などが生きています。
これらが、意味なく死んでいくのは耐え難いことです。
北極の動物たちの命がたたれていく
森林伐採だけではなく、その後、地球はいろいろな悲鳴を上げ始めます。
元アメリカ副大統領ゴア氏が声を大きくして伝えていたことが「地球温暖化」。
かなり前から北極の氷が溶けだし、2050年には半分に減っているだろうということ。
そのことでホッキョクグマなど、生物が活きる場所を失い、悲鳴を上げています。
狩りができる期間が短くなり、栄養不足に苦しむクマが年々増えているのです。また、氷の解け始めが1週間早まると、クマの体重が10kgも軽くなるという調査結果も出ています。
WWF公式サイト
この状況を写真で見た時は、ショックが大きく傷みに堪えられませんでした。
もし、この動物が私たち人間だったら?どういった気持ちになるのでしょう?
美しい水が汚れていく
水は地球の根源であり、私たち生物の命の源です。
現在、汚れてしまっていて生物にまで悪影響がでています。
水が汚れてしまうと私たち人間も生きるのが難しくなってきますし、他の生物の命も危険にさらすことになります。
最近のお話ですと、オリンピックのために調べた水質検査で東京湾は、国連水泳連盟が定めた基準値の最大7倍のふん便性大腸菌群が検出されたことで話題になりました。
他の国でも魚が大量に死んだりと恐ろしい事態となっています。
地球温暖化で災害が増える
地球温暖化という言葉はよく耳にします。
世界で異常気象が頻繁に起こっているようです。
日本でも今までにない暑さや強く突き刺さるような日差しを感じたり、暖冬だったり、異常気象が起こっています。
いつだったかヨーロッパで気温が今までにないくらい上昇して、高齢者が多数亡くなってしまったこともありました。
近年、日本でも熱中症が増えています。
異常気象が起こることで、私たちは病気にかかりやすくなったり、食物を得ることが難しくなり、生命の危機的状況に。
A:暑熱や洪水など異常気象による被害が増加
B: サンゴ礁や北極の海氷などのシステムに高いリスク
マラリアなど熱帯の感染症の拡大
C:作物の生産高が地域的に減少する
D:利用可能な水が減少する
E: 広い範囲で生物多様性の損失が起きる
F: 大規模に氷床に消失し海面水位が上昇
G: 多くの種の絶滅リスク、世界の食糧生産が危険にさらされるリスク
WWF公式サイト
食べ物をポイ捨て
日本は恥ずかしいことに世界一食品を捨てている国です。
世界で食べられない人たちがいると知っているのに捨てるという状況。
日本では、年間2,759万トン(※)の食品廃棄物等が出されています。このうち、まだ食べられるのに廃棄される食品、いわゆる「食品ロス」は643万トン(※)。
これは、世界中で飢餓に苦しむ人々に向けた世界の食糧援助量(平成29年で年間約380万トン)の1.7倍に相当します。
消費者庁 公式サイト
https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_policy/information/food_loss/education/
食べ物はもともと生きている動物や植物です。
生きるとは、食事とは、命をそのままいただいているということ。
例えば、牛乳や羊のミルクは母乳です。
本来、赤ちゃんんいあげるべきミルクを私たちがいただいている。
それを、情報に振り回されたり、わがままで簡単にポイ捨て。
植物や動物の生命を雑に扱っているのに
「健康になりたい」
「美しい体になりたい」
これは強欲なのではないかと思います。
愛のエネルギーを送れるように未来に進む
私たちが知っている破壊はほんの一部。
もっと数多くの残酷な行いがあるかもしれまん。
このような地球の状況と、新型コロナウイルスが関係していないかもしれません。
しかし、これを機会にもっと地球の動物や植物、生命あるものに愛というエネルギーを送るように、大切にしていくように意識していくのは地球への貢献。
そして、感謝。
同時に私たち自身を大切にすることに繋がります。
忙しさに巻かれて流してしまうのではなく、地球のためにひとつひとつ行動していこうと思います。
長くなりますので、つづきは次回に。
最後まで読んでくださってありがとうございました。
次回にお会いできたら嬉しいです。
それでは、また。
◆読むだけで宇宙とつながれる 愛の地球(ホシ)BOOK
映画『愛の地球(ホシ)へ』を2019年に製作・公開。
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